MacBookAirでFF14やってみた_ep01
《Hisokaさんクリスタルの戦士から光の戦士になる》
それは今を遡ること17年前、2002年5月16日のことだった。
FF11サービス開始
Hisokaと名付けた冒険者と共に、自由時間の大半をヴァナ・ディールで過ごす日々が始まった。それはまさに人生の一部と言っても過言ではなかった。
ある廃神は言った「FFは遊びじゃない」と…
最近ではあの堂本光一氏もプレイヤーだったことが判明し微妙な脚光を浴びていたが、とにかく当時の熱気はすごかった。
闇王を倒し、ジュノ大公兄弟を倒し、プロマシアを倒し、アトルガン皇国の危機を救い、過去だの裏だの空だの海だのアビセアだのアドゥリンだのを渡り歩き、モンクとナイトと詩人のレリックを作り、ナイトと詩人はオハンとダウルも作った。
しかし時は流れ、2016年3月31日ついに訪れたコンソール(自分の場合はXBOX)版のサービス終了とともに、冒険は幕を閉じたのだった。
FF14のサービス開始当時、2chのネトゲ実況板(通称ネ実)はFF11派とFF14派が日夜血で血を争うディスり合戦を繰り広げていた。
実際問題あんな所で何をわめいたところでゲームの面白さになんか微塵も影響はあたえないっつーかむしろ悪影響だけ与えるだけなんだけど、なんとなくFF11派の自分がFF14プレイヤーになることに心理的ブレーキがかかっていたのは確かだ。
FF11を引退した後もFF14に移行する気が起きなかったのは、MMOに対する「やりきった感」の他に、なんとなくFF11を裏切るような後ろめたさがあったんだと思う。
そんなある日…
FF14がドラマ化されたのは知っていたので、なんとなく気にはなっていたこの作品。
いい機会だと思って見てみると
FF14…なんか…面白そうじゃん
うっかり徹夜で見ちまったおwwwwwww
でもなー、うちXBOX ONE XはあるけどPS4ないんだよなー
よしだぁぁぁぁぁぁ今すぐFF14を箱で出すんだぁぁぁぁぁ!
昔の話はやめるクポ、それより今はPC版FF14の話クポ
いや、俺、宗教上の理由でパソコンはMacしか使えねーんだ
だ…大丈夫…クポ…FF14はMac版も…一応、無くはない?…クポ
おいテメー、急に歯切れ悪くなってんじゃねーよ
ハッキリ言って良い評判は聞かない…
しかも問題はそのMacがiMacやMacBookProではなく、MacBookAir(2016)なところだ。
最近出たカラフルなオシャレAirならまだしも、ジョブズが封筒から取り出して世界をアッと言わせた白銀のAir(の最終版)だ。
当然のことながら公式の推奨マシンの中にMacBookAirなんて載っていない。2013年発売のPS4で動いているとはいえ、あちらはゲーム用にバリバリにチューンした機体。こっちはオシャレさ携帯性と引き換えに性能を犠牲にしたMacBookAirだ。どう考えても性能面に不安が残る。動くかどうかすら怪しいもんだ。
大丈夫クポ、こんなこともあろうかとフリートライアル版があるクポ
フリートライアル版…それはLV35がレベルキャップ&行動範囲はオリジナルエリアのみという制限はあるものの、ソフト代どころか月額利用料すら無料で永遠に遊べるというなんだか夢のようなバンドルのことである。
動くかどうかが怪しいなら動かしてみればイイじゃない?
さっそく「無料で体験版をプレイする」をポチー
その後、長きに渡る(ダウンロード地獄との)戦いを経てついにクリスタルの戦士は光の戦士へと生まれ変わった!
サーバーはFF11で最初に降り立ったユニコーンサーバー(通称ウニ鯖)を選択。
キャラは今度こそミスラ(こっちではミコッテと言うらしい)でという誘惑を引きちぎりFF11と同じヒューム(こっちではヒューランと言うらしい)に、名前も何故かFF11で使っていた名前がそのまま登録できたので、なんだか異世界転生してきたようwwww
ジョブはすぐに変えられるようになるっぽかったけど、とりあえずFF11で心のメインジョブだったモンク…が居なかったので似たようなクラスの格闘士をチョイスしたら、自動的に最初の国がウルダハに決められた(どうやら選んだジョブのギルドがある国がスタート地点になるようだ)。
あの…一言いいクポ?
ん?
『光のお父さん』を見終わってからここまで24時間たってないクポ
で?
心理的ブレーキとか後ろめたさとかドコ行ったクポ?
うっせぇ!カリカリにすんぞ!
まあ、人間こんなもんです。
で、肝心の動作ですが、流石に「快適」とは行きません。
色々グラフィック面の設定を落としてなんとかプレイ可能な(感覚的にはPS2版FF11程度の)動作環境を作ることができました。
Macのファンはものすごい爆音を奏でていますが、これはおいおい冷却用ファン付きのノートPC台でも買ってこよう。
そんなわけでさっそくウルダハの街を散策
格闘士ギルドのギルドマスターにもご挨拶
どうも格闘家のジジイにはトラウマが…
そんなこんなで街巡りをしていたら良い時間になってしまったのでログアウト。
マシンスペック的な不安はありましたが、なんとか冒険は続けられそうです。
それでは良い旅を